東海若手起業塾

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東海若手起業塾事務局ブログ

2017年9月13日 (水)

【第10期・活動報告】キックオフ研修を開催しました!

9月12日・13日にかけて、キックオフ研修を行いました。
起業家・メンター・コーディネーター・プロボノが一体となって挑んだ二日間の様子をお届けします!


21743846_1783948568299898_757180240 ▲起業家・メンター・コーディネーター・プロボノ・実行委員・事務局・オブザーバー・アシスタントの集合写真


キックオフ研修の初日。
8月の選考会で選ばれた起業家が、少し緊張した面持ちで集まりました。

前回のブログでも紹介しましたが、改めて今年度の塾生3人を紹介します。


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※画像右手より
中山拓さん @三重県伊勢市 (日本モッキ)
天野浩史さん @静岡県静岡市 (NPO法人静岡フューチャーセンター・サポートネットESUNE)
玉川幸枝さん @岐阜県瑞浪市 (合同会社プロトビ)


今年度のメンターは、IIHOE代表の川北秀人さん、社会福祉法人むそう、NPO法人ふわりの理事長である戸枝陽基さん、株式会社PEER代表取締役の佐藤真琴さん、NPO法人ETIC.事業統括ディレクターの山内幸治さん。

最初に行われた各起業家の10分間のプレゼンテーションの後には、メンターから様々な質問やフィードバックが飛び交いました。
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起業家が目指す社会のビジョンを実現するために、利益の追及だけではなく、社会へのインパクトや公共性という視点で事業を深く考えるのが、東海若手起業塾の1つの特徴です。「地域を変えるためには本当にこのモデルでいいのか」「どれくらいの目標が必要なのか」など、社会起業家を育成する場所を象徴するような質問が印象的でした。

プレゼンの後には、ブラザー工業 CSR&コミュニケーション部 シニアチーム・マネージャーの岩田俊夫さんより、KPIの設定についての説明がありました。

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今回の研修の狙いの1つでもあるのが、次回の研修までのKPI設定。
この説明を踏まえながら、また午後からのプログラムがスタートしました。


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1日目の午後から二日目に渡っては、それぞれの個別作業と「関所」と呼ばれるメンターとの議論の場が繰り返されます。

個別作業では、起業家・コーディネーター・メンターが1つのグループになって、ビジスネスモデルや事業の整理を行います。各グループのテーブルやホワイトボードには、問題構造やペルソナ、ステイクホルダーなどの情報がびっしり。

起業家に寄り添いながら、現状を整理したりアイディアを出したりする姿からは、東海若手起業塾ならではの団結力や愛が感じられました。

関所では、メンターとの白熱のディスカッションが展開されます。

社会へどうインパクトを出すのか?そして、利益を出すことから逃げてはいないか?
社会起業家としての姿勢を問われる厳しい質問が何度も投げかけられました。

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そんな関所と作業を何度も繰り返し、最終日には次回の研修までの具体的な計画がだんだんと形作られていきました。

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今回の研修を経て、各起業家が今度どのように進んでいくのか。
中間研修での報告がとても楽しみです!

(東海若手起業塾実行委員会事務局 古井)

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2017年8月21日 (月)

【第10期・活動報告】「最終(公開プレゼンテーション)選考会」を実施しました!

こんにちは。東海若手起業塾事務局スタッフの尾竹です。
8月20日(日)に「最終(公開プレゼンテーション)選考会」が行われ、計7名の起業家のみなさんが堂々と公開プレゼンテーションに臨みました。

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起業家たちの熱のこもったプレゼンに対し、審査員の方々からは厳しく鋭い、ときにはユニークな質問や意見の数々が繰り出されました。起業家たちが一喜一憂しつつ、真剣に意見を受け止めようとしている姿が印象的でした。

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それを見守る一般参加者の方々にも、緊張や笑いの起こる新鮮な会場でした。また、他人事かと思っていた社会や地域の課題が、自分事かもしれない、と考え方の変換が起こった方も多かったのではないでしょうか。

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7名のプレゼンが終わった後には、起業塾のOBOGによるグループセッションを開催しました。「東海若手起業塾をどう活かすか?」というテーマのもと、OBOGの貴重な体験談を聞きました。

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選考結果の発表を前に、選考委員の一人である船木成記さん(博報堂 ディレクター/長野県 参与)から、起業家1人1人に対して講評を頂きました。今回が選考委員としては初めてご参加いただきましたが、他地域の事例やご経験も踏まえて、温かくも鋭い視点でのアドバイスをいただきました!

そして、選考委員の激論の末、晴れて10期生として選ばれたのは以下の3名です!

・中山拓さん @三重県伊勢市 (日本モッキ
・天野浩史さん @静岡県静岡市 (NPO法人静岡フューチャーセンター・サポートネットESUNE
・玉川幸枝さん @岐阜県瑞浪市 (合同会社プロトビ

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10年目で初めて愛知県勢が1人もいない構成となりましたが、「東海」若手起業塾であることを改めて思う顔ぶれです。以下、起業家のみなさんからのコメントです。

【中山さん】 嬉しい反面、胃が痛いなとも思います。あなたは世の中に良さそうなことがしたいのか、良くしたいのかどっち?という問いが、今も刺さっています。この事業を、本気でやろうと思いました。選ばれたチャンスをしっかり活かしていきたいです。

【天野さん】 昨年度は客席で、井上さん(第9期OG)のプレゼンを聞いていた立場なので、不思議な気持ちです。この事業を静岡で、必ず実現していきたいです。

【玉川さん】 この起業塾でどこまでできるのか、精一杯のチャレンジをしていきたいと思います。今は心もとない武器しかないが、これから大きな敵を倒さなくてはいけない。自分がこれからどんな武器を持てるのか、楽しみです。まだ見ぬ世界を見ていきたいと思います。

第10期生として選出された起業家はもちろん、残念ながら選に漏れた起業家も、ともにここからがスタートライン。まずは3月11日の最終報告会へ向けて、全力で駆け抜けてもらいましょう!

(東海若手起業塾事務局 尾竹) 

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2017年7月29日 (土)

【第10期・活動報告】第2回「ブラッシュアップ研修」を実施しました!

第1回のブラッシュアップ研修から、はや1ヶ月。2回目となる「ブラッシュアップ研修」を、7月28日にブラザーコミュニケーションスペースで開催しました。

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今回は、8月に行われる最終選考会に備えて、8名の起業家がそれぞれのプレゼンを行いました。

最終選考会の基準は以下の6つです。

1:「事業を本格的な成長軌道に乗せたい」という情熱
2:「事業の発展を通して東海地域を盛り上げたい」という志
3:社会や地域における事業の革新性
4:本塾が想定する事業ステージの妥当性
5:本塾による成長発展の可能性
6:社会や地域への貢献度、社会や地域からの共感性※
※「6」は、8月11日(金)〜18日(金)に実施する「WEB投票」の結果で代替します!

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この基準に沿って、伴走者たちが疑問点を続々とポストイットに記入していきます。

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最終選考会のプレゼンは、質疑応答を含めてたったの18分しかありません。
限られた時間で、何を話すことが必要なのか。またそのためにはどんなことを調べ、考える必要があるのか。

ポストイットに書かれた質問を見ながら、チームで少しずつ次のアクションを考えていきました。

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研修の最後には、ゲストの川北秀人さん(IIHOE)さんから一人一人にアドバイスをいただきました。現状だけでなく、数年後にどうなっていたいのか?という「当事者のBefore→After」を見せることが大切という言葉に、起業家からも納得の声が聞かれました。

8月20日の最終選考会(リンク)は、一般公開で開催します(要申し込み)。社会起業や地域課題に興味のある方は、ぜひお申し込みの上、ご参加ください!


第2回ブラッシュアップ研修
満足度:98点(平均/100点満点中)
感想(一部抜粋)
・どうしたいかではなく、社会がどう流れていくか、それに対して何をするかが大事!という川北さんの言葉が刺さりました。
・自分の何が具体的になっていないのか、ここが今日はっきりしました!
・「応援したい」と思ってくれるような事業を作っていきます。
・社会を変えるなら、無関心な層をどうやって変えるかを意識して8月20日頑張ります!

(東海若手起業塾事務局 古井)

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2017年6月28日 (水)

【第10期・活動報告】一次選考&第1回「ブラッシュアップ研修」を実施しました!

こんにちは。東海若手起業塾事務局スタッフの小池です。
第10期の起業塾には、東海4県の14名の起業家からご応募をいただきました。
西は三重県伊勢市、東は静岡県東伊豆町から、テーマも年齢も多様な起業家が集まりました。
告知やご紹介などにご協力いただいたみなさま、ありがとうございました!!


ブラザー担当者と事務局スタッフによる一次(書類)選考を経て、
最終選考会に出場する9名の起業家を選出いたしました。下記が、そのメンバーです!

・中山拓さん @三重県伊勢市 (日本モッキ
・知念佑樹さん @愛知県名古屋市 (知健)
・坂元玲介さん @愛知県豊田市 (合同会社P-BEANS
・安形真さん @愛知県新城市 (合同会社アグリホリック
・長尾晴香さん @愛知県岡崎市 (Vivaおかざき!!
・荒武優希さん @静岡県東伊豆町 (NPO法人ローカルデザインネットワーク
・杉山真之介さん @静岡県浜松市 (浜松若者社中)
・天野浩史さん @静岡県静岡市 (NPO法人静岡フューチャーセンター・サポートネットESUNE
・玉川幸枝さん @岐阜県瑞浪市 (合同会社プロトビ


この9名の起業家を集めて、6月27日(火)に第1回「ブラッシュアップ研修」を開催しました。

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川北秀人さん(IIHOE)を講師にお招きし、最終選考会後(本科)に臨む前段階(予科)として、4時間の濃密な時間を過ごしました。
この日、もっとも重要なテーマとして語られたのが、【徹底的な当事者理解】

「自分は、事業のニーズと対象を正しくとらえられているか?」

「社会の変化に応じて進化し続ける起業家であるために、今何をしなくてはいけないのか?」

「社会的な事業が普遍的になりつつある今日、起業家にはどのような戦略が必要なのか?」

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この日初めて出会う考え方やデータ、未来の社会像に真正面から向き合い、
その情報の質と量に、圧倒される起業家も多かったはず。
このブラッシュアップ研修が、起業塾の関係者やOBOGから「滝」と呼ばれる所以です。

この「滝」に打たれて、起業家として、一人の人間として、
次にやるべきことが見えてくるか。
次回の研修や、最終選考会でその成果が問われます。

起業家にとっては大変な時間ですが、視座を飛躍的に高める機会です。
みなさまの地域や、関心のある分野の起業家の成長を楽しみにして、また見守ってください!

※8月20日(日)午後には「最終選考会」を開催します(一般公開イベント)。

▼第1回「ブラッシュアップ研修」
満足度:95点(平均/100点満点中)
感想(一部抜粋)
・自分と近い考え方やフィールドの人とだけ話していては気づけなかったことが見えました。自分たちの事業以外も見る中で、事業を形にしようとするあまり見落としていた根本的な問いをたくさん得ることができました。
・事業継続は社会課題の解決ではないという視点を得られた。考えたこともなかった。本当にありがとうございました。
・自分の考えの浅さを実感しました。しっかり構造を理解して考えを深めていきたいです。
・川北先生の説明や、最後のフィードバックは、自分の足りなさを痛感できました。本当に勉強になりました。
・社会を変えたいのか、社会に良さそうなことをしたいだけなのかを、突きつけられました。

(東海若手起業塾事務局 小池)

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2017年5月18日 (木)

【活動報告】第10期「募集説明会」を開催しました!

こんにちは。東海若手起業塾事務局の小池です。
第10期「募集説明会」を開催し、4会場で合計35名のみなさまにご参加いただきました。

Photo1 5/11@三重会場
ゲストOB:生川真悟さん(東海若手起業塾 第8期生 /Lichenes[ライキニス] 代表)

Photo2 5/15@岐阜会場
ゲストOB:北村隆幸さん(東海若手起業塾 第2期生/NPO法人せき・まちづくりNPOぶうめらん 代表理事)

Photo3 5/16@静岡会場
ゲストOG:井上美千子さん(東海若手起業塾 第9期生/きゃりこみゅ2 代表)

Photo4 5/17@三重会場
ゲストOB:首藤政俊氏さん(東海若手起業塾 第7期生/株式会社アルディ 専務取締役)

今年は、初めて「三重」「静岡」でも説明会を開催しました。
印象的だったことは、起業塾のメインターゲットである「すでに事業を始めている起業家」に加えて、
4つのどの会場でも、「学生」「自治体職員」の参加があったことです。
学生さんの多くは、今後ご自身で起業する際の参考や、情報収集に。
自治体職員さんは、地域課題そのものや、それを事業で解決する起業家を知り、応援するために。
また、職員の枠を超えて、自身で課題に対して立ち上がりたい、という方もいらっしゃいました。
起業家を中心にした「生態系」が、着実に育まれていることを感じる4日間でした。
(もちろん、起業家の方々にも多数ご参加いただきました!)

「募集説明会」にご参加できなかった方々や、さらに詳しく相談したいという方々にむけて、
現在は「個別相談会」を開催中です。こちらの機会も、ぜひご活用ください!
詳細はこちら→ http://www.tokai-entre.jp/entry/entry_about/

(東海若手起業塾事務局 小池)

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2017年3月25日 (土)

【活動報告】第9期最終報告会を開催しました!

 3月25日(土)に「東海若手起業塾第9期最終報告会」を開催し、起業塾で半年間のチャレンジに挑んだ3名の起業家による報告会を開催しました。当日は、一般参加者が34名、関係者が25名と、大変多くのみなさまにご参加いただきました。

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 9期生の報告に先立って、IIHOEの川北秀人さんに「なぜ、今、東海若手起業塾?」と題した基調講演を行っていただきました。課題先進国の日本だからこそ、社会を変えるさまざまな「しかけ」が必要。川北さんには、東海地方が待つ未来の姿や、そこから想定される社会の課題を俯瞰的に考えることについて語っていただきました。

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 参加者の多くが印象的だったと語っていた、トヨタ自動車が実施している「トヨタ環境チャレンジ2050」の紹介。今から30年後の社会を想定し、その時に「何を」売っている会社なのか、そのためにはどんな組織である必要があるのか。未来を具体的に捉え、行動している例としてご紹介いただきました。

 基調講演の後は、いよいよ9期生の起業家の活動報告です。

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 福祉施設等のBCM体制の構築に取り組むそなえざぁしぞ〜か代表の渡嘉敷さんは、地域の「震災関連死を防ぐ」ための方法をこの半年間考え続けました。さまざまなヒアリングや調査を通じて見えてきた状況は、特に医療・介護的支援を必要としている人たちにとって、被災時でなくても日常的に不足している支援があること。地域に日常的な支援体制を構築しながら、震災への備えを進めていくことを渡嘉敷さんは選択しました。

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 それに対して、メンターからのアドバイスは三人三色、最後まで厳しく、愛のある内容でした。「目指すべき社会の姿は?」「もっと効果的に出来る方法があるのでは?」「内容がぶれていないか?」…良い意味での、起業塾ならではの「おせっかい」な支援が垣間見える瞬間でした。 Photo5  きゃりこみゅ代表の井上さんは、定時制高校生に向けたキャリア教育に関する事業プランを発表しました。定時制高校では、生徒の4人に1人が進路が決まらないまま学校を卒業します。早い段階で生徒と地域をつなぎ、さまざまなことを経験し、能力アップする機会をつくる取り組みを事業として実施します。起業塾では、ミッションやビジョンの明確化、事業モデルの作成やプレゼンのブラッシュアップなどに取り組みました。

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 CLAFAの安本さんは、発達障がいの子どもを持つ親へのアプローチについて発表しました。もともと子ども向けのサービスを展開していた安本さんですが、80名近い当事者や支援者に対してヒアリングを行った結果、親への支援やアプローチの必要性を発見。プレゼンでは、その経緯や方法を発表しました。

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 その後は、「フロアディスカッション」と題して参加者同士が感想などを話し合いました。

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 起業塾は今年で10年目を迎えます。10年前と状況が違うのは、社会的事業を行う起業家のロールモデルがこの地域に多く育っていること。そして、彼らのもたらす価値や、彼らのような起業家を育てることの重要さを、行政を含む多くの人々が気づいていることです。この日も、一般参加者として行政職員や金融機関職員、投資家、企業役職員などさまざまな立場の方々にご参加いただきました。

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 さらにもう1つ。ブラザー工業の社員の中にも、起業家と共に事業に取り組むことの重要性や意義を感じている方が大勢いることです。実はこの時点で、第10期のプロボノ希望者が定員超過していました。年々、起業塾への期待が高まっていることを感じます。

以上で報告会は終了。その後の懇親会も大盛り上がりでした。 第10期は近々、募集開始となります。今年度の起業塾にも、ご期待ください!

(事務局 小池)

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2017年3月10日 (金)

東海若手起業塾OBOGインタビュー Vol.5 生川真悟さん(Lichenes(ライキニス))

 

 ブラザー工業の100周年事業として2008年にスタートした「東海若手起業塾」は、地域や社会から必要とされる若手起業家の育成を掲げて、2016年3月までに8期38名(35組)の起業家への支援を実施し、現在は第9期生の支援に取り組んでいます。


 今回は、虐待予防に関する取り組みを実施する絵本作家、Lichenes(ライキニス)の生川真悟さん(8期OB)にインタビューを実施しました。エントリー当時は構想段階だった事業が、起業塾での支援期間を経て実際に形になりつつあります。どんな学びや経験があったのか、じっくり聞いてみました。




●起業塾にエントリーしたきっかけを教えてください。


生川)実行委員団体のNPO法人アスクネットでアルバイトをしていた関係で、声をかけてもらったのが直接的なきっかけです。それまでは、「自殺」や「生きづらさ」を減らしたいという想いから、絵本を使ったワークショップをしていました。起業塾で「こうなりたい」という明確な目標はあんまりなく、「社会を変える」というフレーズに反応して、社会への怒りと憤りを原動力にして応募しました。当時はほとんど「事業」ではなかったのですが、募集説明会で7期OBの首藤さんの話を聞いて、「缶詰がいけるんだったら自分もいける!(笑)」と思ったこともあるかな。


●起業塾ではどんな取り組みをしましたか?


生川)自分自身に何ができるのか、また社会のどんな人が協力してくれるのか、徹底的にリソース発掘のための取り組みをしました。起業塾の期間中に名刺交換したのは、大体600人くらい。例えば自分が実施しているワークショップの科学的根拠を得るために、大学にアプローチしました。3つの大学に声かけて、そのうち三重県看護大学と連携することができ、のべ400人からサンプルを得て、科学的な成果を得ました。



●東海若手起業塾にエントリーしたことで、ご自身の意識や行動はどのように変化しましたか?


生川)ブラッシュアップ研修で、ブラザー工業のプロボノの方にものすごく本質的な問いを突きつけられて、そこから「共感してもらうためには」とか「問題を実感させるためには」ということを考えるようになりました。東海若手起業塾は「起業家を育てる生態系」と言っているけど、それは「いろいろな種類の人がいる」ということ。誰にどんな情報が刺さるかわからないので、伝えるためのいろいろな手段や方法が必要ということに気づき、その方法が身についたかな。絵本作家なので、この部分が一番大きかったです。


事業面でも、どうやって事業を進めていけばいいかわからない状態だったのが、今はわかるようになったかな。自分の苦手分野にも気づいたので、逆にそれが得意な人とどうやって組むかを考えるようになりました。


●現在はどのような取り組みをされていますか?


生川)起業塾の期間中に考案した、妊婦に対して母子手帳といっしょに絵本を配布する取り組みが、もうすぐ実現します。最初数ページのイラストで、子どもと親の豊かな関わりを想起させる。後半のページには、子どもと親の交流を促す仕組みや、地域の支えてくれる場所のリストがあり、子どもと親が良い形でコミュニケーションを取ることを応援する一冊です。起業塾でメンターだったNPO法人ケア・センターやわらぎの石川治江さんが主体の取り組みなので、自分は得意な絵を描くことに集中できているのも助かっていますね。




こちらの絵本は4月頃に発表予定。完成が楽しみですね!

(東海若手起業塾実行委員会事務局 小池)

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2017年2月23日 (木)

塾生・プロボノのOBOGが新城市のフォーラムに登壇しました!

 新城市で開催された「チャレンジ事業が育つ地域づくりフォーラム」に、東海若手起業塾の塾生・プロボノのOBOGが登壇しました!


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 開催は1月21日(土)、2月11日(土)の全2回。新城市で起業などのチャレンジを育むための仕組みづくりについて、地域の企業経営者や支援者の方々とディスカッションを行いました。


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 東海若手起業塾の塾生からは、新城市産業自治振興協議会の委員も務める1期OG佐藤真琴さん(株式会社peer/株式会社prod)、3期OB安形真さん(合同会社アグリホリック)、7期OB首藤政俊さん(株式会社アルディ)が参加。地域の課題解決に挑むことになったきっかけや、過去の支援によって得られたこと、地域に期待することなどを話しました。

 ブラザー工業からは、谷口利典さん、間瀬康文さんが参加。支援者(プロボノ)として起業家に関わることの意義や、得られる価値について話しました。

 地域の企業や住民が起業家を応援する仕組みが、新城市では生まれつつあります。今後の展開が楽しみです。

 以上

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2017年2月13日 (月)

東海4県自治体向けに「起業/創業に関する環境・意向調査」を実施します!(8/28追記)

 東海若手起業塾実行委員会は、地域課題の解決や地域資源の有効活用を目指す若手起業家やその候補者(協力隊員を含む)に対しての「定着・定住支援」や「創業支援」の現状、各自治体の取り組みを可視化することを目的として、以下のアンケート調査を実施します。

 なお、本調査の調査結果は、2017年3月25日(土)に開催する「東海若手起業塾第9期最終報告会」で発表し、その後、当団体のホームページ等でも公開します。

【調査対象】
 東海4県で、平成26年度〜平成28年度に「地域おこし協力隊」を募集・実施した46自治体の「地域おこし協力隊」担当部署

【自治体担当者さまへ】
 本調査にご協力いただく自治体担当者のみなさまを対象に、調査用資料を公開しています。ご自由にダウンロードしてお役立てください。
 以下のリンクからダウンロードができない場合、お手数ですが、info@tokai-entre.jpまでメールでご連絡ください。添付ファイルで送付させていただきます。

 ・「起業/創業に関する環境・意向調査」ご依頼書 (A4/1ページ/PDF)
 ・「起業/創業に関する環境・意向調査」調査票 (A3/1ページ/EXCEL)  ※PDF版はこちら

 お手数おかけいたしますが、みなさまのご理解とご協力をいただきますようお願いします。

(※ 8/28 追記)

本調査の報告書を作成しました。
こちらからダウンロードが可能です。(PDF)

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2017年1月20日 (金)

東海若手起業塾OBOGインタビュー Vol.4 北村隆幸さん(NPO法人せき・まちづくりNPOぶうめらん)

東海若手起業塾OBOGインタビュー
Vol.4 北村隆幸さん(NPO法人せき・まちづくりNPOぶうめらん 代表理事)

 ブラザー工業の100周年事業として2008年にスタートした「東海若手起業塾」は、地域や社会から必要とされる若手起業家の育成を掲げて、2016年3月までに8期38名(35組)の起業家への支援を実施し、現在は第9期生の支援に取り組んでいます。


 今回は、岐阜県関市の地域活性化を目指して事業展開する、NPO法人せき・まちづくりNPOぶうめらん代表理事・北村隆幸さん(第2期OB)のもとを訪問しました。中間支援とメディア配信を主な事業としながら、今年10月にはぎふNPOセンター副理事長に就任し、活躍の場が広がっています。「まちづくり」という言葉には多くの意味が含まれますが、北村さんが行っている「まちづくり」についてもお話を聞きました。


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      (左:関市非公認キャラクター「ぶう」 右:北村隆幸さん)




●起業塾にエントリーしたきっかけを教えてください。


北村:当時はNPOを立ち上げて間もない頃で、発行していたフリーマガジンの後につながる事業が思いつかずにいました。そんな時に起業塾の関係者からお声がけいただき、エントリーを決めました。

経営面とまちづくりの両方のためになることは何かという考えを深めたり、事業案を固めたかったということもありますし、その当時は事業計画をはじめとする経営面に関しても知識がなかったので、併せて学ぶことができればと思いました。



●起業塾ではどんな取り組みをしましたか?


北村: 関市の伝統産業である刃物製造をどうにか盛り上げたいという思いが昔からあるのですが、製造元などにヒアリングをしていると刃物づくりに関わる「職人」、特に研ぎ師などの、専門の職人が減ってきているということがわかりました。そこで、職人にスポットを当てた連載取材のメディア配信を行いました。


また、メンターから「結局、刃物会社の刃物の売り上げが上がらないと根本的な解決にはつながらない」とのアドバイスから、アウトドアに包丁ではなくキッチンバサミで料理をするというコンセプトで「アウトドアキッチンバサミプロジェクト」を発足しました。卒業後は、塾中に練りあげた事業計画を実行に移し、地元の刃物会社と共同でアウトドアに包丁を持っていかなくてもキッチンバサミで調理できるハサミを開発するプロジェクトを実施しました。



●東海若手起業塾にエントリーしたことで、ご自身の意識や行動はどのように変化しましたか?


北村:視野が広がったことが一番大きいです。社会の中で自分がどんな役割を担うことで目指す社会へ近づくことができるのか、誰の、何のために事業をするのかといった、自分軸ではなく、社会を軸にした考え方ができるようになりました。


また、メンターやOBOGから自分がやりたい事業に関するヒントをいただける人を紹介してもらい、普段ヒアリングできないような方の意見を聞くことでモノの売り方や発信の仕方を学ぶことができ、卒業後すぐに活かすことができました。


(第2期キックオフ合宿の様子。北村さんのプレゼンに注目する、メンターなど伴走支援者。)



●現在はどのような取り組みをされていますか?


北村:地図を見ると、関市の形がブーメランのようになっていることと、関市に若者が戻ってきてくれるようにという願い、2つの意味で名付けたフリーマガジン「ぶうめらん」は来年2017年で10周年になります。


昨年は、卒業後に進学や就職で県外へ移住してしまうケースの多い、「高校生」に向けたフリーマガジン「高校ぶうめらん」を発行しました。関市での働き方のイメージを持ってもらうことで、関へのUターンを選択肢のひとつとして考えてもらうために、高校生と連携したさまざまな企画を盛り込んでいます。


(「高校ぶうめらん」は、関市と隣の美濃市で学ぶすべての高校生に配布される。発行部数は4,000部。)


 また、関市の刃物の風習や使い方といった風土教育や刃物を文化にしていくための取り組みとして、刃物の祭典の開催や起業塾で決まったアウトドアキッチンバサミプロジェクトに関しては、テレビで取り上げていただいたこともありました。今は休眠中ですが、いつか掘り起こしたいと思っています。


 活動を続けていく中で、事業が多岐にわたり過ぎて、選択と集中した方が良いのではないかと悩んだ時期もありましたが、起業塾の卒業者プレゼンの機会に言われた「まちづくりという分野の柱は何本もあるもの。どんどんやりなさい」という言葉をいただけて、自信を持つことができ、今の事業の幅に現れていると思います。


ーーー


   今後も引き続き、起業塾OBOGの近況を当ブログにて発信します。興味のある方は、Facebookページの「いいね!」をクリックしてください!


  (東海若手起業塾実行委員会事務局 小池)

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