東海若手起業塾
トップページ 運営・協賛団体について サイトマップ
塾の概要 支援プログラム 応援メッセージ エントリー案内 参加者紹介 事務局ブログ

« 2017年2月 | トップページ | 2017年5月 »

2017年3月

2017年3月25日 (土)

【活動報告】第9期最終報告会を開催しました!

 3月25日(土)に「東海若手起業塾第9期最終報告会」を開催し、起業塾で半年間のチャレンジに挑んだ3名の起業家による報告会を開催しました。当日は、一般参加者が34名、関係者が25名と、大変多くのみなさまにご参加いただきました。

Photo1

 9期生の報告に先立って、IIHOEの川北秀人さんに「なぜ、今、東海若手起業塾?」と題した基調講演を行っていただきました。課題先進国の日本だからこそ、社会を変えるさまざまな「しかけ」が必要。川北さんには、東海地方が待つ未来の姿や、そこから想定される社会の課題を俯瞰的に考えることについて語っていただきました。

Photo2

 参加者の多くが印象的だったと語っていた、トヨタ自動車が実施している「トヨタ環境チャレンジ2050」の紹介。今から30年後の社会を想定し、その時に「何を」売っている会社なのか、そのためにはどんな組織である必要があるのか。未来を具体的に捉え、行動している例としてご紹介いただきました。

 基調講演の後は、いよいよ9期生の起業家の活動報告です。

Photo3

 福祉施設等のBCM体制の構築に取り組むそなえざぁしぞ〜か代表の渡嘉敷さんは、地域の「震災関連死を防ぐ」ための方法をこの半年間考え続けました。さまざまなヒアリングや調査を通じて見えてきた状況は、特に医療・介護的支援を必要としている人たちにとって、被災時でなくても日常的に不足している支援があること。地域に日常的な支援体制を構築しながら、震災への備えを進めていくことを渡嘉敷さんは選択しました。

Photo4

 それに対して、メンターからのアドバイスは三人三色、最後まで厳しく、愛のある内容でした。「目指すべき社会の姿は?」「もっと効果的に出来る方法があるのでは?」「内容がぶれていないか?」…良い意味での、起業塾ならではの「おせっかい」な支援が垣間見える瞬間でした。 Photo5  きゃりこみゅ代表の井上さんは、定時制高校生に向けたキャリア教育に関する事業プランを発表しました。定時制高校では、生徒の4人に1人が進路が決まらないまま学校を卒業します。早い段階で生徒と地域をつなぎ、さまざまなことを経験し、能力アップする機会をつくる取り組みを事業として実施します。起業塾では、ミッションやビジョンの明確化、事業モデルの作成やプレゼンのブラッシュアップなどに取り組みました。

P1080832_2

 CLAFAの安本さんは、発達障がいの子どもを持つ親へのアプローチについて発表しました。もともと子ども向けのサービスを展開していた安本さんですが、80名近い当事者や支援者に対してヒアリングを行った結果、親への支援やアプローチの必要性を発見。プレゼンでは、その経緯や方法を発表しました。

P_20170325_153807

 その後は、「フロアディスカッション」と題して参加者同士が感想などを話し合いました。

P1080859

 起業塾は今年で10年目を迎えます。10年前と状況が違うのは、社会的事業を行う起業家のロールモデルがこの地域に多く育っていること。そして、彼らのもたらす価値や、彼らのような起業家を育てることの重要さを、行政を含む多くの人々が気づいていることです。この日も、一般参加者として行政職員や金融機関職員、投資家、企業役職員などさまざまな立場の方々にご参加いただきました。

P1080866

 さらにもう1つ。ブラザー工業の社員の中にも、起業家と共に事業に取り組むことの重要性や意義を感じている方が大勢いることです。実はこの時点で、第10期のプロボノ希望者が定員超過していました。年々、起業塾への期待が高まっていることを感じます。

以上で報告会は終了。その後の懇親会も大盛り上がりでした。 第10期は近々、募集開始となります。今年度の起業塾にも、ご期待ください!

(事務局 小池)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年3月10日 (金)

東海若手起業塾OBOGインタビュー Vol.5 生川真悟さん(Lichenes(ライキニス))

 

 ブラザー工業の100周年事業として2008年にスタートした「東海若手起業塾」は、地域や社会から必要とされる若手起業家の育成を掲げて、2016年3月までに8期38名(35組)の起業家への支援を実施し、現在は第9期生の支援に取り組んでいます。


 今回は、虐待予防に関する取り組みを実施する絵本作家、Lichenes(ライキニス)の生川真悟さん(8期OB)にインタビューを実施しました。エントリー当時は構想段階だった事業が、起業塾での支援期間を経て実際に形になりつつあります。どんな学びや経験があったのか、じっくり聞いてみました。




●起業塾にエントリーしたきっかけを教えてください。


生川)実行委員団体のNPO法人アスクネットでアルバイトをしていた関係で、声をかけてもらったのが直接的なきっかけです。それまでは、「自殺」や「生きづらさ」を減らしたいという想いから、絵本を使ったワークショップをしていました。起業塾で「こうなりたい」という明確な目標はあんまりなく、「社会を変える」というフレーズに反応して、社会への怒りと憤りを原動力にして応募しました。当時はほとんど「事業」ではなかったのですが、募集説明会で7期OBの首藤さんの話を聞いて、「缶詰がいけるんだったら自分もいける!(笑)」と思ったこともあるかな。


●起業塾ではどんな取り組みをしましたか?


生川)自分自身に何ができるのか、また社会のどんな人が協力してくれるのか、徹底的にリソース発掘のための取り組みをしました。起業塾の期間中に名刺交換したのは、大体600人くらい。例えば自分が実施しているワークショップの科学的根拠を得るために、大学にアプローチしました。3つの大学に声かけて、そのうち三重県看護大学と連携することができ、のべ400人からサンプルを得て、科学的な成果を得ました。



●東海若手起業塾にエントリーしたことで、ご自身の意識や行動はどのように変化しましたか?


生川)ブラッシュアップ研修で、ブラザー工業のプロボノの方にものすごく本質的な問いを突きつけられて、そこから「共感してもらうためには」とか「問題を実感させるためには」ということを考えるようになりました。東海若手起業塾は「起業家を育てる生態系」と言っているけど、それは「いろいろな種類の人がいる」ということ。誰にどんな情報が刺さるかわからないので、伝えるためのいろいろな手段や方法が必要ということに気づき、その方法が身についたかな。絵本作家なので、この部分が一番大きかったです。


事業面でも、どうやって事業を進めていけばいいかわからない状態だったのが、今はわかるようになったかな。自分の苦手分野にも気づいたので、逆にそれが得意な人とどうやって組むかを考えるようになりました。


●現在はどのような取り組みをされていますか?


生川)起業塾の期間中に考案した、妊婦に対して母子手帳といっしょに絵本を配布する取り組みが、もうすぐ実現します。最初数ページのイラストで、子どもと親の豊かな関わりを想起させる。後半のページには、子どもと親の交流を促す仕組みや、地域の支えてくれる場所のリストがあり、子どもと親が良い形でコミュニケーションを取ることを応援する一冊です。起業塾でメンターだったNPO法人ケア・センターやわらぎの石川治江さんが主体の取り組みなので、自分は得意な絵を描くことに集中できているのも助かっていますね。




こちらの絵本は4月頃に発表予定。完成が楽しみですね!

(東海若手起業塾実行委員会事務局 小池)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2017年2月 | トップページ | 2017年5月 »

 
主催・運営: 東海若手起業塾 実行委員会 (5団体)
ETIC.
ETIC.
起業支援ネット
起業支援ネット
アスクネット
アスクネット
コミュニティ・ユース・バンクmomo
コミュニティ・ユース・バンクmomo
G-net
G-net
協賛:
ブラザー工業
ブラザー工業
Copyright(C) 2008-2009 東海若手起業塾実行委員会 All rights reserved.